連連影展FAVからのお知らせです。
パレスチナ-ナクバから60年。
昨年6月の監督来日全国ツアーを経て、ナクバから、60年の節目にあたる今年、あらためて、ドキュメンタリー『Women in Struggle --目線--』を、ゲストトークとともにお送りします。みなさまのご参加お待ちしています。
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2008年10月4日(土)午後18:30-20:30
『Women in Struggle ?目線?』上映+トーク
@東京ウィメンズプラザ ホール
トークゲスト・田浪亜央江さん
(『<不在者たち>のイスラエル 占領文化とパレスチナ』著者)
<パレスチナ解放運動とその表現をめぐって>
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参加費・1000円(介助者無料)
主催・連連影展FAV http://www.renren-fav.org
*トークの際にノートテイクの必要な方は、事前にご連絡いただくか、当日、ス
タッフに声をかけてください。連絡先→fav@renren-fav.org
*会場のウィメンズプラザホールには、親子室があります。
トーク・田浪亜央江さん
<パレスチナ解放運動とその表現をめぐって>
パレスチナをめぐる映像はこれまでも数多く生み出されてきました。その中で、本作品の独自性を支えているものは何か。歴史的背景やパレスチナ社会の重層性に触れることで、本作品のメッセージを咀嚼し、広げていく作業の一助となればと思います。
上映作品・『Women in Struggle --目線--』
ブサイナ・ホーリー監督/パレスチナ/2004/56分/アラビア語/日本語字幕
パレスチナの元政治犯の4人の女性たちの生を繊細に追ったドキュメンタリー映画。ナレーションはなく、女性たちは過去の耐え難い経験や現在のパレスチナでの日常生活を送る上での困難を自らの言葉で証言。占領された祖国の解放のために武装闘争に参与したパレスチナの女たちの、今、なお続く占領下での生活が映し出される。
監督・ブサイナ・ホーリー(Buthina Khoury)
インディペンデント映画監督。2000 年にMajd 制作会社を起こし、パレスチナをテーマにドキュメンタリーを作り続ける。本作は、自らが製作・監督・撮影を行った初の長編ドキュメンタリー映画。
トークゲスト・田浪亜央江さん
大学入学の年の1990年に湾岸危機が起こり、サッダーム・フセインによるパレスチナ問題とのリンケージ論が話題になったことを契機にパレスチナ問題に関わる。
現在、独立行政法人中東担当専門員、大学非常勤講師ほか。
市民サイドからパレスチナに持続的に関わることを目指して2006年9月に発足した「ミーダーン<パレスチナ・対話のための広場>」事務局メンバー。
2007年、「Women in Struggle」の字幕監修者として上映活動に関わる。近著に『<不在者たち>のイスラエル 占領文化とパレスチナ』(2008年5月、インパクト出版会)。
*ナクバ:「大災厄」。1948年のイスラエル建国により祖国を追われ難民となったパレスチナ人は70万人以上という。追放や虐殺が起こり、村は破壊されて地図から消えた。これらの事実をパレスチナ人はナクバと呼ぶ。
◆関連資料(当日、会場でも販売します)
◇映画を読み解くためのガイドブック
『Women in Struggle -目線- パレスチナ 占領・ジェンダー・人権を考える』
A5版・148頁 定価 1,000円
編集・映画『Women in Struggle -目線-』京都上映会記録集編集委員会
内容
作品解説、監督の講演録、インタビュー、スクリプト全訳のほか、岡野八代、池内靖子、レベッカ・ジェニスン、鄭柚鎮、蒔田直子など、ジェンダーと人権の問題に理論的・実践的に取り組む研究者、アクティヴィストらが独自の視点から作品を論じた文章などを収録。
購入申し込み先
E-mail : bookwis@yahoo.co.jp
FAX : 075-753-6641
記録集公式サイト:http://mikoan.com/wis
◇DVD『Women in Struggle --目線--』
(ブサイナ・ホーリー/パレスチナ/2004/56分/日本語字幕)
日本語版DVD製作・販売:連連影展(FAV)
価格:5,000円(個人購入)
上映権付 20,000円(ライブラリー価格)
別途送料500円程度かかります。
購入申し込み先
E-mail:fav@renren-fav.org
FAX:03-3401-8944
公式サイト:http://www.renren-fav.org
◆この企画は、東京ウィメンズプラザフォーラム関連企画です。
東京ウィメンズプラザフォーラム
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/seminar2_08082701.html