2008年10月20日
2008年9月発行のニュースレターより
NGO「国際子ども権利センター」主催 子どもの権利条約講座第2回 エイズと薬物の被害を受けるカンボジアと世界の子どもたち 〜工藤律子さんのお話を聞いて〜 会員・米澤 忠義 「自己肯定感」。律子さんの講演をききながら、何度もこの言葉の持つ意味の深さについて考えさせられた。講演の中で、それは「何らかの形で、自分は大切な存在なんだ、生きている意味があるんだ、何かをやる力があるんだ、という気持ちが持てること」だと表現された。路上で生活している子どもには、こうした自己肯定感があまりないというが、その自己肯定感をもって生きている子どもや大人は世の中にどれくらいいるだろうか。 カンボジアでは、1990年代、内戦の終結によってUNTACの統治とともに国の復興が始まり、同時に、路上で生活する人が増え始めたといわれている。特に、性産業が急成長し、性的目的のために子どもが人身売買された。カンボジアは隣国
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