メコン川の流れる、インドシナ半島の国ラオス。タイ、カンボジアに接した仏教の国です。ラオスは高地が多く、コーヒー栽培に適した気候です。
南部ボラベン高原のカトアット村とベン村の生産者グループは100名強(2005/2)。Oxfam(英国)の協力で生産栽培、加工までの品質向上に努めています。豆は原種に近いとされているティピカ種。加工は品質が安定すると言われている水洗式で行われています。
自然と共生しながら暮らし、森の恵みと共に生きるラオスの小規模生産者が、肥沃な大地、豊かな森の中で丁寧に育てたコーヒーです。このコーヒーはラオスの生産者が海外の団体と直接契約し、生豆を輸出した初めての事例です
このフェアトレードのコーヒーは、有機栽培の認証はありませんが、農薬、化学肥料は使用していません。苦み系ですが、軽くすっきり飲める味です。ミルクを入れてもあいますし、ブラックでもおいしいので、使い勝手のよいタイプといえるでしょう。
★ラオス
https://www.fukuneko-ya.org/NF/ft-coffee.html#lao
※経済的力を持たないコーヒー生産者を救い、自立の道を見出すことが出来る方法、その一つがフェアトレードです。生産者が協同組合を作り、身体や自然環境を守る持続可能な生産を行い、独自で海外市民団体と貿易を行うことを可能にする、その方法の一つなのです。
コーヒー生産者にも消費者にも、そして地球環境にも良い無農薬有機栽培、さらに、コーヒー生豆の品質が良いこと、それは美味しい珈琲をつくるために、大切なことだと思っています。また、なによりも消費者である私たちにとって、フェアトレードやオーガニックのコーヒーを飲むことは、身体や環境に大切なことであり、そして生産者に対してとても大切なことなのです。