フェアトレード&オーガニックショップ 福猫屋
フェアトレード エコロジー生活雑貨 ナチュラルフード NGO支援商品
DATE:

フェアトレード&オーガニック
福猫屋
カテゴリー
○  生地
○  ブラ
○ タオル
メイン | 2007年05月 »

 2006年07月
【2006年07月18日】

オーガニック・コットンとは

オーガニック・コットンとは

オーガニックコットンとは、海外、国内の認定団体により、オーガニックの認証をされた綿の事です。下記は日本の代表的な認定団体です。以下はそのオーガニック基準の概要です。

●日本オーガニックコットン協会(JOCA)

オーガニック・コットン(有機栽培綿)とは、3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことです。栽培に使われる農薬・肥料については厳格な基準が設けられており、認証機関が実地検査を行っています。
オーガニック・コットンは、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て、最終製品となります。この製造全工程を通じて、化学薬品による環境負荷を最小限に減らして製造したものを、オーガニック・コットン製品といいます。

JOCA 認定基準 (pdf html)


●日本オーガニックコットン流通機構(NOC)

オーガニックコットンは一般の綿畑で使っている化学肥料や、殺虫剤や除草剤などの農薬を使わず、有機肥料を用い、天敵の益虫を活用して害虫駆除を行うなど、手間ヒマをかけた昔ながらの栽培方法で育てたコットンです。
この栽培方法は、従来行われている農薬を多量に使い土壌の活力を失わせる方法とは異なり、自然環境に負荷を与えず、農場近隣の環境保全につながり、働く人たちの健康も損ねない理想的な栽培方法です。

オーガニックコットンは、世界的な認証機関によって、栽培、製造においてその適格性が証明される仕組みを持っています。これ程価値ある、オーガニックコットンですが、生産量は、世界で生産されるコットンのわずか0.5%という希少なものです。

日本オーガニックコットン流通機構は、有機栽培綿の価値が正しく評価され、環境保全やフェアトレードの方策が理解され、製品が広く普及するよう活動しています。

NOC認定基準

--------------------------------------------------------------------------------

・オーガニック(有機栽培)について
オーガニック(有機栽培)とは、農薬や化学肥料を使用せずに育てられ、第三者認定団体によって認証された栽培方法のことです。

認定を受けていない製品で、オーガニックコットンと表記されている物もありますが、認定を受けていない物はオーガニックと言うことは出来ません。

オーガニックコットンは栽培や加工工程において、基準を満たし、品質を維持するために、通常の綿製品に比べ、何倍もの手間隙をかけなくてはなりません。そのため、価格的に、どうしても高価な物になってしまいます。

・自然綿とは

化学肥料や科学染料を用いずに栽培、製造された綿製品のことで、オーガニックコットンではありません。オーガニックの基準は満たせず、フェアトレードの概念は含まないまでも、自然に負荷をかけずに製造された物です。

市場でオーガニックコットンと呼ばれ、一般のオーガニックコットンの半値程度で販売されている物は、殆どがこの自然綿と思われます。オーガニック基準を満たし、生産者の人権を守りつつ、さらに一番大切な品質を守るためには、どうしてもコストがかかってしまうからです。

なお、自然綿は、有機栽培やオーガニックの表現は、用いることが出来ません。

福猫屋では、JOCA、NOCの認定を受けたオーガニックコットンを取り扱っています。

Posted by fukunekoya at 21:57

オーガニックコットン認定基準

オーガニックコットン認定基準

NOCエコ加工規準
正統な認証機関が証明した有機栽培綿オーガニックコットンを 常に100%使用する。
一般綿とは、いかなる理由があっても 混合しない。


化学合成繊維との混織、混編はしない。
ただし製品機能上伸縮性が必要な場合はスパン糸の混用規準を15%程度とし、混用内容はすべて表示する(靴下、肌着等)。
異種天然繊維との混織,混編は有機認証のあるものに限り、混用限度を40%とする(ウール、シルク、麻等)。


綿本来の性能以上を求めた化学処理「付加機能性化学処理」はしない(付加機能性化学処理とは漂白、化学的染色、捺染、防縮、柔軟等を示す)。
草木染め等 安全性が確認された天然染料での染色はできる。


製品加工工程上、必要とされる化学合成の補助剤は常に最小限を 求める(糸のロウ付け、糊付け等)。
ただし完成品にそれらの材料が残留しないよう十分に洗浄する。


天然素材以外の化学合成の部材の使用規準は、全体重量の10%とし、内容をすべて表示する。
(芯地、裏地、刺しゅう糸、アップリケ、ファスナー等)


スピンドル、ゴムひも、テープ、表示ネーム、ボタンなど付属材料は生分解性の観点からできるだけ天然素材を使用する。


縫い糸は、できるだけオーガニックコットンを使う。
強度的に 耐えられない製品については、合成繊維の縫い糸を使用できるが部分的最小限とする。
ただし、漂白、蛍光加工していない 縫い糸を使用する。


ぬいぐるみの中綿は、できるだけオーガニックコットンを使用する。デザイン、表現上やむをえない場合、一般的に安全性が確認された合成繊維(ポリエステル、ナイロン等)を使用できるが、中綿量は、一個当たり500g以内を規準とする。ただし、生分解性の観点から天然繊維(パンヤ、とうもろこし繊維、竹繊維等)への転換に努力しなくてはならない。


Tシャツその他のプリントについては、より安全性の高いインクを使用し、プリントの最大面積は本体面積の10%程度を規準とする。
(10%の面積とは大人のTシャツで約30センチ四方程度)


洗浄の際はエコロジー、健康保持のため化学合成の洗剤を使わない(天然石けん、洗濯石セラミックス、電解水、バイオ洗浄を推奨)。

NOCの証明

エコロジー意識の高まりとともに天然、自然、ナチュラル、グリーンなどなどの言葉が付いた商品が溢れています。
「オーガニック」と言う言葉も、一般には同じように使われていますが、実は「オーガニック」には特別な意味が込められています。

第三者認証機関が認定したものに限ってオーガニックと呼ぶことができます。
自称のオーガニックという言葉は成り立ちません。

NPO法人日本オーガニックコットン流通機構(NOC)は、原料のエコロジーだけでなく、生産工程でのエコロジー、生産に携わる人々、商品を使う人の健康、安全面にも配慮しています。

更に綿の産地が貧困地域であることが多く、不当に労働が搾取されることがないように、公正取引のガイドラインが盛り込まれた認証を基本にしています。

オーガニックコットンが目指している事柄は、すべて従来のコットン生産と比べるとコスト高になることばかりです。かかったコストは小売価格に反映して製品は高額になります。

消費者に対しては、オーガニックコットンはどのような取り組みをしているか証明し、価格の意味を説明しなければなりません。

Posted by fukunekoya at 22:03

検索
最近のエントリー

このブログのフィードを取得
[フィードとは]

アーカイブ
2020年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

ご購入方法  ショップ情報 プライバシーポリシー
 フェアトレード オーガニック食品 オーガニックコットン アロマテラピー 布ナプキン 
Copyright(c) 2002-2009; Fc Company, All Rights reserved.