ちょっと、お醤油のお話です☆
この「杉樽醤油」が製造されている小豆島は、「古事記」にも登場する風光明媚な歴史の古い島。
醤油づくりがはじまったのは約四百年もの昔、文禄年間にさかのぼると言われます。当時、小豆島は良質の塩の産地で、しかも地中海地方によく似た温暖な気候風土ということが醤油づくりに適していました。
時代の推移と共に醤油の製造方法も変わってきましたが、マルシマ醤油さんでは寒霞渓の山麓で、今なお昔ながらの製法を大切に、<古式天然醸造法>を守り続けいます。
国内産丸大豆・国内産丸小麦・天日塩を原料に、麹菌の力を最大限に生かす三十石杉桶にて二夏かけじっくり熟成させているので、味・コク・香りは絶品です。
近年は大型機械でノルマルヘキサン(ベンジンの主成分)という有機溶媒を使い油分をとりだす抽出法で製油した、大豆油の絞り粕を使用する場合もありますし、地方などではアミノ醤油と呼ばれる安価な合成醤油もまだ見かけます。
お醤油は調味料の基本の基本ですよね。
だからこそ「本物」を選びたいものです。
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