ザータルは野生のタイムで、オレガノに似た香りがします。パレスチナではこのハーブのことも、このハーブを乾燥後にゴマ、スーマック、レモングラス、塩と混ぜ合わせたハーブソルトのこともザータルといます。(スーマックもハーブの一種で、酸味がします) 塩味は強くありません。
*パレスチナでの食べ方*
小皿を二つ用意して、片方にオリーブオイル、片方にザータルを出す。パンをちぎってオリーブオイルをつけ、次にザータルにつけて食べる。パレスチナでは毎日、毎食の食べ物です。
*おすすめの食べ方(応用編)*
実は万能のザータル。オススメの使い方をご紹介します。ひとふりでお料理が本格的に大変身!
- パスタやサラダにあえる。ドレッシングに加える。
- 鶏モモのソテーやムニエルの焼き上がりにふりかける。鮭の切り身などをそのままフライパンでオリーブオイルで焼いて、ザータルをふりかけるだけでも、しゃれたごちそうです。
- トマトソース、スープなどの仕上げの香りつけに。仕上げにオリーブオイルも一緒に加えると、上品な香りが漂います。
- オムレツなどの卵料理にもOK、意外なところでは焼きそばに合います。
また、静岡のS.T.さんから、手作りパンの生地にザータルを入れてると美味しいザータルパンが焼けると教えていただきました。
「ガリラヤのシンディアナ」が出荷しているザータルは、ナザレ丘陵地帯の村の人たちが摘んでいます。サフーリというとても大きなアラブ・パレスチナの村でしたが、イスラエル「建国」の1948年に破壊されてしまいました。現在は、アラブの村の土地にツィポリというユダヤの町があります。パレスチナの年配の女性たちは、今でも近くの丘陵地帯に摘みに出かけ、50年前と同じ方法で作っています。
「サフテーン」というパレスチナの料理の本にはこう書かれています「ザータルは多くのビタミンを含むのでとても健康によく、のどが痛いときにお湯にザータルを加えて飲むこともあります。ザータルとオリーブオイルの組み合わせがリュウマチに効く、ということはよく知られています」(実際の効果はわかりません) 40日間乾燥したザータルを食べると魔よけになる、ザータルとオリーブオイルを混ぜたものを置いておくと家に幸福を呼び込む、などおまじないの言い伝えもあるそうですよ。
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