オーガニック・コットンとは
オーガニックコットンとは、海外、国内の認定団体により、オーガニックの認証をされた綿の事です。下記は日本の代表的な認定団体です。以下はそのオーガニック基準の概要です。
オーガニック・コットン(有機栽培綿)とは、3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことです。栽培に使われる農薬・肥料については厳格な基準が設けられており、認証機関が実地検査を行っています。
日本ではあまり知られていませんが、世界中の綿花農場では大量の農薬が使われています。世界で消費される殺虫剤の29パーセントが綿花農場に使われているという報告もあるくらいです。しかも、綿花農場は陸地のたった2パーセントにすぎません。そして、経済的、社会的に下層にある農民や子どもたちが、農薬や化学処理による染色、劣悪な環境における児童労働などにより重大な健康被害にあっているという現実もあります。私たちが安価な綿製品を得るために、第三世界の農民の健康や人権を犠牲にしているのです。福猫屋の扱うオーガニックコットン製品は、すべて海外や国内のオーガニックコットン認定団体の認証や、フェアトレードの認証をうけています。(繊維産業の現実とフェアトレード)
オーガニックコットンについて
従来の化学合成の肥料、殺虫剤、除草剤、枯葉剤などを使わずに天然物を使い、手間ヒマかけて安全な有機栽培で育てられています。そして認証機関が適格と証明した言わば血統証つきの綿は、世界の綿生産量のわずか0.04%という大変希少な素材です。
多量に使われる化学農薬により土壌は活力を失い、生態系を損ねることへの反省から、1980年頃、アメリカで本格的な生産が始まりました。その後ペルー、トルコ、インド、タンザニアなどへと生産地域が広がっています。オーガニックコットンの普及は、自然環境の保全につながっています。
NOC(日本オーガンックコットン流通機構)コットンは、オーガニックコットンの主旨を更に進めて、川や海の水の汚染を防ぐ目的で、製造加工中で行われる漂白、染色、柔軟加工などの化学処理をせず仕上げています。
繊維に使われる薬品
繊維製品に使われる化学薬剤は1500種以上あると言われています。
工業製品としての精度を維持するため、販売量を向上させたり、美観をよくしたり、機能性を高めるために、幾重にも薬品処理をします。
例えば漂白処理について考えてみましょう。
漂白処理は着る人に清潔感のあるものを提供するという目的で使われると一般的に考えられています。実際は、布地を床に引きずった汚れ、作業している人の手垢、機械油の汚れ、工場内に飛んでいる浮遊繊維が織り込まれるなどの生産工程で布地を汚す場面が頻繁に起こるため漂白します。するとこれらの欠点はすっかり消えて、正規の製品として販売できるのです。
一方、漂白しない「生成り」の場合は以上の欠点が全て現れてしまいます。
布地は欠点があると一箇所につき20cmづつ差し引かれてしまいます。また欠点が規定以上あるとB反と呼ばれ正規の価格では売れなくなります。このため漂白しないNOCコットン製品は機械の清掃、布地の取り扱いを注意して行います。当然、時間と手間がかかります。
例えば20分で済む工程を、4時間も掛けて仕上げる物もあります。無漂白は常にリスクを抱えているのです。
(NOCパンフレットより)
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