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 2007年08月13日
【2007年08月13日】

タジキスタン 綿生産における児童労働

タジキスタン 綿生産における児童労働(ACEメールマガジンより)

ドゥシャンベ‐(2007年7月14日) 検察当局は、タジキスタン南部の
綿花農場における児童労働の実態調査を始め、子どもたちは学校へ
継続的に通えず、綿花農場でわずかな報酬あるいは無給で働かされて
いるとしている。

タジキスタンやその他中央アジア諸国では、綿花摘みの作業に子ども
たちが使われていることは公然の秘密となっている。IOM(国際移民
機関)によると、タジキスタンで生産される綿の40%が、子どもたち
によって摘まれている。

調査によると、地元の政府局は、学校に対して毎年5月末には6-11学年
の生徒を農場へ働きに行かせるよう指導しており、また学校にはサマー
キャンプがあり、この間生徒は朝6時からおとなと同じように綿花農場で
働いている。ユニセフによると、中学校生徒は、農場で働くため、学校
のカリキュラムの約3分の1を逃してしまっている。

背景には、中央アジア諸国の中でも最も貧しい国タジキスタンでは、
綿生産者が、政府が設定した輸出用綿の割当て量を満たすため、圧力下
に置かれていることが挙げられる。タジキスタンの綿生産量は2001年
以降、年間平均50万トンだったが、2004年政府は2015年までに80万トン
に増加させる計画を立てた。しかし悪天候が原因で、生産量は2005年
44万8千トン、2006年44万3千トンと大きく減少した。そのため生産地
の指導者たちは、生産目標を満たすため圧力下にある。そして多くの
人々が季節労働者としてロシアへ出国するため、労働者不足はさらに
深刻化し、結果として子どもたちが農場で働かされる状況となっている。

また、綿生産農民は、稼ぎがほんのわずかか、全く無いか、あるいは
現金の換わりに農村で燃料に使われる乾燥した綿の茎を受け取り、
強制的に奴隷のように働かされている。農民はこのような仕事をもう
望んでいないため、子どもたちが働かされている。タジキスタン政府
は児童労働を禁止する国際条約に批准しているが、実際の取り組みは
行われていない。

出所:Institute for War & Peace Reporting
http://www.iwpr.net/?p=rca&s=f&o=337100&apc_state=henprca

Posted by fukunekoya at 23:48

インド バイヤー社とモンサント社による綿実産業の児童労働

インド バイヤー社とモンサント社による綿実産業の児童労働(ACEメールマガジンより)

デリー-(2007年6月8日) 多国籍企業バイヤー社とモンサント社による
インドの綿実生産における児童労働撤廃の取り組みに関する報告書
「変化の種(Seeds of Change)」(ダブルリ・ベンカテシュワルル氏著)
が発表された。この報告書は、「バイヤー社とモンサント社は、国内外の
圧力の下、インドの綿実生産におけるサプライチェーンでの児童労働問題
に取り組み始めた。しかし、両社は、生産拡大しようとしている他州に
おいては取り組む準備をいまだしていない。」としている。

両社には、サプライチェーンで児童労働をなくすためにまだ多くのことが
残されている。2005-06年と2006-07年を比べると、児童労働が減ったのは、
アンドラ・プラデシュ州のみで(バイヤー社では20%から11%、
モンサント社では10%から5%)、両社が綿実の増産を図っている他の3州
では、まだ取り組み始めていない。共同ベンチャー、サプライヤー、
下請け業者を通して、児童労働を使わないための方針を実施する努力も
全くしていない。

さらに、両社の教育への取り組みは実質的な効果をもたらしていない。
資金的に支援した「クリエイティブな学習センター」は、かつて綿実
農場で働いていた子どもたちに行き届いておらず、この教育プログラムが
成功していない理由は、地域住民を巻き込む努力をしていないからである。
これは、アンドラ・プラデシュ州で児童労働と教育に取り組み、評価を
得ているNGO、MV財団の手法とは対称的である。MV財団は、これまで6千の
村で40万人の子どもを労働から引き離し、正規の学校へ通わせている。

両社はまた、児童労働を使われなくてすむよう、農民に対し、綿実を
インセンティブとなるような価格で買い取っているが、その額は不十分で、
公正な買取り価格はいくらかについて農民と話し合っていない。これが、
安い児童労働を使い続ける主な要因となっている。

出所:オランダ・インド委員会ウェブサイト
http://www.indianet.nl/pdf/seedsofchangefinal.pdf
http://www.indianet.nl/pb070608.html

Posted by fukunekoya at 23:51

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