パレスチナオリーブオイルに続き、石けんやパレスチナのスパイス、ザータルも入荷しています!
パレスチナ・オリーブ石けんは、パレスチナのヴァージン・オリーブオイル(天然保湿成分)からできているオリーブ石けんです。2番絞りや化学薬品で抽出された安価なオイルではなく、一番絞りのオリーブオイルから石鹸を作っています。
この石けんはヨルダン川西岸地区ナーブルス(パレスチナ自治区)の石けん工場で作られ、ガリラヤ地方(1948年からイスラエル)のパレスチナ農業団体で包装・出荷されています。現在もイスラエル軍による占領が行われ、家屋や道路の破壊、検問所の封鎖や外出禁止令などにより、人々は困難な状況に置かれています。
ザータルは野生のタイムで、オレガノに似た香りがします。パレスチナではこのハーブのことも、このハーブを乾燥後にゴマ、スーマック、レモングラス、塩と混ぜ合わせたハーブソルトのこともザータルといます。(スーマックもハーブの一種で、酸味がします) 塩味は強くありません。
*パレスチナでの食べ方*
小皿を二つ用意して、片方にオリーブオイル、片方にザータルを出す。パンをちぎってオリーブオイルをつけ、次にザータルにつけて食べる。パレスチナでは毎日、毎食の食べ物です。
「ガリラヤのシンディアナ」が出荷しているザータルは、ナザレ丘陵地帯の村の人たちが摘んでいます。サフーリというとても大きなアラブ・パレスチナの村でしたが、イスラエル「建国」の1948年に破壊されてしまいました。現在は、アラブの村の土地にツィポリというユダヤの町があります。パレスチナの年配の女性たちは、今でも近くの丘陵地帯に摘みに出かけ、50年前と同じ方法で作っています。