パレスチナ・オリーブ

オリーブは中東地域原産の基本的な農作物の一つであり、何世紀にもわたってこの地域のアラブ農民を支える大黒柱でした。1948年のイスラエル「建国」以来、農地の没収や水の配分の不公平さのために、柑橘類やタバコのような伝統的に利益をもたらしてきた作物が栽培が難しくなった中で、オリーブはイスラエル国内でパレスチナ農民たちが今も生産者の多数を占めている唯一の作物となっています。イスラエル国内でパレスチナ人が所有している土地70万ドゥナムのうち(1ドゥナム=約900平方メートル)、10万3千ドゥナムにはオリーブの木が植えられています。

パレスチナ人たちにとってのオリーブの木は土地とのつながりや共同体の継続性を象徴するものでした。1948年に15万ドゥナムに植えられていたオリーブの木は、パレスチナの土地の大規模な没収によって1970年までに8万ドゥナムに減ってしまいました。ところが、1970年代になって人口の増加に伴いオリーブ需要が高まりました。加えて、パレスチナ人が所有している土地の没収を防ぐことが必要だとの認識が広がってきました。そして1980年代に岩地を開拓してオリーブの木を植え、13万5千ドゥナムに回復したのです(そのうち10万ドゥナムをパレスチナ人が、3万2千ドゥナムをユダヤ人が所有しています)。

しかし、イスラエル国内のパレスチナ人が生産したオリーブ油の流通や販売は、ずっとイスラエル当局によって妨害されてきました。イスラエル農業省は、パレスチナ人のオリーブの栽培を奨励したり援助したりすることは一切せず、十分な水の割り当ても行いませんでした。市場もイスラエル企業によって独占されており、農民の収益は低い状態に置かれています。近年、イスラエル市場では、もっと安い輸入物がヨーロッパなどから入ってきたこと、パレスチナとの「和平」も崩壊し、経済も破綻してきている(株価の下落、GNPのマイナス成長)ことから、イスラエル市場で販売していくことはさらに難しくなってきました。

「パレスチナ・オリーブ」は現地を訪問・交流しながら活動し、モノを売るだけではなく、生産者の声・状況をお伝えする通信の発行などを行っています。

※パレスチナ情勢については下記のサイトに詳しく書かれています。一度ご覧下さい。
パレスチナ情報センター パレスチナナビ(ナブルス通信) イスラエル支援企業リスト パレスチナ子供の里親運動

フェアトレード

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ガリラヤのシンディアナ

パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル)、マジダル・クルム村と周辺の村々における非営利団体であり、高品質な無農薬栽培オリーブオイルを生産し国内外に販売しています。1996年に、アル=バカー・センター(後述)の農業部門として発足し、その後、一つの組織として独立しました。農家がオリーブ栽培を発展させること、生産意欲と収入を高めることを支援しています。2003年、IFAT(国際オルタナティブ・トレード組織連盟)へ加盟しました。

コラム
フェアトレードについて考える

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パレスチナオリーブオイル

愛情込めて丁寧に育てられているから味・香り豊か

ガリラヤのシンディアナ」のエクストラヴァージン・オリーブオイルは、農薬も化学肥料も使っていない畑の地元種スーリのオリーブだけを一粒一粒手摘みしています。手作業なのは、大事に育てたオリーブを傷つけないためです。畑ごとに収穫されたオリーブはすぐ工場に運ばれ、低温圧搾でオイルになります。農家ごとにオリーブオイルにし、ブレンドはしません。搾りかすは燃料やたい肥にリサイクルされます。オイルの圧搾後も一切の混ぜ物をしていません。

また、オリーブを搾るとオリーブの成分(タンパク質)が白く見えるので、透明感を出すためにフィルターでろ過するのが一般的ですが、「シンディアナ」では風味と微量成分などの栄養を残すために、フィルターを使わず(ノンフィルター)、細かい搾りかすが沈澱するまで数カ月間タンクで休ませてから出荷しています。

天然果汁100%のヴァージンオリーブオイル

植物油のほとんどは化学溶剤でオイルを抽出していますが、ヴァージンオリーブオイルは天然果汁100%。

特に「ガリラヤのシンディアナ」で作られているエクストラヴァージン・オリーブオイルはじっくり低温圧搾で抽出された一番搾りのオイルなので、味や香りはもちろん栄養も損なわれずに残っています。香りはまろやか。触感もサラッとしているので、パンやサラダにそのままかけるのはもちろん、パスタや炒めものにもたっぷりお使いいただけます。

また、最近では血液をサラサラにするなど様々な効用が科学者によって証明されています。

とにかく一度味わってみてください。フルーティーな味わいで、特有の臭み・しつこさの無いオリーブオイルです。ドレッシングやパスタに最高!そのまま焼きたてパンに付けて食べるのがオススメです!

生産者紹介

オリーブオイルが出来るまで(パレスチナオリーブHP)

キャップからの液漏れの可能性がございますので、横詰めにしてお送りすることが出来ません。安全上、通常のギフト包装・ラッピングは出来ませんのでご了承くださいませ。

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品番: F-501
\1858(税込\1950)/500cc 個数

イスラエルのパレスチナ人

パレスチナの地にユダヤ教徒の国イスラエルを作ろうという、19世紀末からのシオニズム運動の結果、1948年前後には70〜100万人のパレスチナ人が故郷を追われて難民となり、また約80万人のパレスチナ人がヨルダンあるいはエジプトの統治下に置かれた一方、約15万6千人のパレスチナ人がイスラエル領内にとどまりました。イスラエル領内のパレスチナ人都市・町村は1966年まで軍政下に置かれ、多くのパレスチナ人所有地がイスラエルに接収されました。1967年には第三次中東戦争が起こり、その結果、ガザ地区とヨルダン川西岸地区への新たな占領が始まりました。現在、イスラエルのパレスチナ人は約120万人に達し、イスラエル総人口(約620万人)の2割弱を占めています。

彼らは、イスラエル国籍を持つもののユダヤ人の一段下の二級市民として扱われ、3K労働以外の仕事に就くことは難しく、経済的にも厳しい状況に置かれています。また、自らをアラブ系イスラエル人と認識するか、パレスチナ人として認識するかなどの文化やアイデンティティの問題、自治などの政治的問題等複雑な問題を抱えています。

ザータル

ザータルは野生のタイムで、オレガノに似た香りがします。パレスチナではこのハーブのことも、このハーブを乾燥後にゴマ、スーマック、レモングラス、塩と混ぜ合わせたハーブソルトのこともザータルといます。(スーマックもハーブの一種で、酸味がします) 塩味は強くありません。

*パレスチナでの食べ方*

小皿を二つ用意して、片方にオリーブオイル、片方にザータルを出す。パンをちぎってオリーブオイルをつけ、次にザータルにつけて食べる。パレスチナでは毎日、毎食の食べ物です。

*おすすめの食べ方(応用編)*

実は万能のザータル。オススメの使い方をご紹介します。ひとふりでお料理が本格的に大変身!

  • パスタやサラダにあえる。ドレッシングに加える。
  • 鶏モモのソテーやムニエルの焼き上がりにふりかける。鮭の切り身などをそのままフライパンでオリーブオイルで焼いて、ザータルをふりかけるだけでも、しゃれたごちそうです。
  • トマトソース、スープなどの仕上げの香りつけに。仕上げにオリーブオイルも一緒に加えると、上品な香りが漂います。
  • オムレツなどの卵料理にもOK、意外なところでは焼きそばに合います。  

    また、静岡のS.T.さんから、手作りパンの生地にザータルを入れてると美味しいザータルパンが焼けると教えていただきました。

    ガリラヤのシンディアナ」が出荷しているザータルは、ナザレ丘陵地帯の村の人たちが摘んでいます。サフーリというとても大きなアラブ・パレスチナの村でしたが、イスラエル「建国」の1948年に破壊されてしまいました。現在は、アラブの村の土地にツィポリというユダヤの町があります。パレスチナの年配の女性たちは、今でも近くの丘陵地帯に摘みに出かけ、50年前と同じ方法で作っています。

    「サフテーン」というパレスチナの料理の本にはこう書かれています「ザータルは多くのビタミンを含むのでとても健康によく、のどが痛いときにお湯にザータルを加えて飲むこともあります。ザータルとオリーブオイルの組み合わせがリュウマチに効く、ということはよく知られています」(実際の効果はわかりません) 40日間乾燥したザータルを食べると魔よけになる、ザータルとオリーブオイルを混ぜたものを置いておくと家に幸福を呼び込む、などおまじないの言い伝えもあるそうですよ。

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    品番: F-504
    \481(税込\505)/80g 個数

    パレスチナ・オリーブ石けんは、パレスチナのヴァージン・オリーブオイル(天然保湿成分)からできているオリーブ石けんです。2番絞りや化学薬品で抽出された安価なオイルではなく、一番絞りのオリーブオイルから石鹸を作っています。

    この石けんはヨルダン川西岸地区ナーブルス(パレスチナ自治区)の石けん工場で作られ、ガリラヤ地方(1948年からイスラエル)のパレスチナ農業団体で包装・出荷されています。現在もイスラエル軍による占領が行われ、家屋や道路の破壊、検問所の封鎖や外出禁止令などにより、人々は困難な状況に置かれています。生産者紹介

    ※使った後、肌がしっとりとして、あまりカサカサしないように感じます。大きさも手ごろで使いやすく、最後まで溶けたり崩れたりしにくいのも特徴です。洗顔などに一度お試しください。

    生産者紹介

    オリーブ石けんの作り方(パレスチナオリーブHP)

    本物のオリーブ石けんとは(パレスチナオリーブHP)

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    品番: F-502
    \400(税込\420 個数
    石けんのページ参照

     4種類のオリーブ石けんが1個ずつ入ったオリーブ石けんセットです。

    パレスチナのヴァージンオリーブオイル(天然保湿成分)にお肌に優しい天然の成分を加えて、より豊かな使い心地のオリーブ石けんに仕上げました。石けん工場の皆さんが化学の専門家に相談しながらシンディアナに提案し、製品化に到りました。

    石けんの種類は

    • レモン
    • 死海の泥
    • ミルク+ラベンダーエキス
    • ハチミツ+ジャコウソウエキス

    一般的に、レモン果汁は汚れを落とす性質、ミルクは肌をしっとりさせると言われています。

    100kgのレモン果汁を得る為に、6人の職人さんが、1日中ひたすら400kgのレモンを手で絞ったということです。

    ケース入り
    ポストカード例

    4個の石けんは、かわいいケース入りで、イスラエル内のパレスチナ人アーティストが描いた5種類のポストカードのうち、1枚が入っています。

    ギフトにも最適。限定発売です!

    生産者紹介

    オリーブ石けんの作り方(パレスチナオリーブHP)

    本物のオリーブ石けんとは(パレスチナオリーブHP)

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    品番: F-502st
    \2000(税込\2100 個数

    パレスチナのオリーブ

    オリーブは紀元前6千年頃から東地中海地域で栽培され、食物、ランプの燃料、薬用、美容等に多く使われてきました。オリーブの樹の寿命は長く、エルサレムには推定樹齢1000年を超えるといわれる大樹があります。一般に樹齢4-5年で実をつけ始め、花期は5月から6月、収穫10月末から12月始めです。

    収穫は、1年おきに収穫量の多い年と少ない年を繰り返します。パレスチナにおいては、収穫量のよい年は1ドゥナムで250kgのオリーブの実が収穫でき、オリーブの実の重さの25-30%からオリーブ油ができます。つまり、1ドゥナムあたり60-75kgのオリーブ油ができることになります。潅漑すれば収穫量は増加しますが、事実上不可能です。イスラエル国内及びパレスチナ暫定自治区では水の分配がユダヤ部門に著しく偏って管理されているため、パレスチナ部門の潅漑率は、農業全体で3%程度に過ぎません。このため、比較的乾燥に強いオリーブは雨期の雨だけに頼って栽培されています。(写真:パレスチナオリーブ、ホームページより)

    (本文:パレスチナオリーブ、ホームページより)

    フェアトレードとは?

    現在、世界各地の途上国に暮らす人々は、貧困により多くの問題を抱えています。その貧困をもたらす原因の一つは、通常行われている貿易に様々な問題を含んでいるからなのです。フェアトレード(公正な貿易)は、このような状況を改善するために、NGO、NPOが途上国の生産者団体と直接取り引きを行い、生産者が不当な社会的搾取を受けることを防ぎます。同時に商品を適正な価格で買い取るため、生産者も適正な収入を得ることが出来ます。また、継続的に生産者と取り引きをすることによって、農村やスラムに暮らす人々に仕事の場を提供することが出来ます。例えば、農村において自然環境を重視した有機農業を行うことにより、農村部での産業を振興させ、貧しさゆえに農村から人々が流出し、都市のスラムが拡大していくことをふせぎます。そして社会の底辺に追いやられていた女性たちが伝統的な技術を活かし手工芸品を製作し販売することによって、女性自身が収入を得られるようになります。これは女性自身の社会的自立に繋るばかりでなく、子どももまた学校へ通い勉強することが出来るようになります。フェアトレードは、このような長期的な取り組みが継続されることで、はじめて貧困の改善に役立つことが出来るのです。そして、生産者も消費者もお互いに尊重、尊敬し合う関係の中で、共に生きる社会を目指していくものです。自然も人も大切にしていくフェアトレードを、皆さん是非一緒に育てていきましょう!

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