震災で物流やライフラインも切れ、業務が出来なくなっていたパレスチナオリーブさん。
大変な苦労をされてきましたが、幸いスタッフの方々や商品が無事であったため、少しずつですが、出荷を再開されました。
今回はパレスチナオリーブオイル250ccと石けんが入荷。
なお、オイルの売り上げの一部は被災者支援の活動に募金させて頂きます。
天然果汁100%のヴァージンオリーブオイル
「ガリラヤのシンディアナ」のエクストラヴァージン・オリーブオイルは、農薬も化学肥料も使っていない畑の地元種スーリのオリーブだけを一粒一粒手摘みしています。手作業なのは、大事に育てたオリーブを傷つけないためです。畑ごとに収穫されたオリーブはすぐ工場に運ばれ、低温圧搾でオイルになります。農家ごとにオリーブオイルにし、ブレンドはしません。搾りかすは燃料やたい肥にリサイクルされます。オイルの圧搾後も一切の混ぜ物をしていません。
また、オリーブを搾るとオリーブの成分(タンパク質)が白く見えるので、透明感を出すためにフィルターでろ過するのが一般的ですが、「シンディアナ」では風味と微量成分などの栄養を残すために、フィルターを使わず(ノンフィルター)、細かい搾りかすが沈澱するまで数カ月間タンクで休ませてから出荷しています。
植物油のほとんどは化学溶剤でオイルを抽出していますが、ヴァージンオリーブオイルは天然果汁100%。
特に「ガリラヤのシンディアナ」で作られているエクストラヴァージン・オリーブオイルはじっくり低温圧搾で抽出された一番搾りのオイルなので、味や香りはもちろん栄養も損なわれずに残っています。香りはまろやか。触感もサラッとしているので、パンやサラダにそのままかけるのはもちろん、パスタや炒めものにもたっぷりお使いいただけます。
★パレスチナオリーブオイル
http://www.fukuneko-ya.org/FT/p-olive.html#olive
本物の石けん
パレスチナ・オリーブ石けんは、パレスチナのヴァージン・オリーブオイル(天然保湿成分)からできているオリーブ石けんです。2番絞りや化学薬品で抽出された安価なオイルではなく、一番絞りのオリーブオイルから石鹸を作っています。
この石けんはヨルダン川西岸地区ナーブルス(パレスチナ自治区)の石けん工場で作られ、ガリラヤ地方(1948年からイスラエル)のパレスチナ農業団体で包装・出荷されています。現在もイスラエル軍による占領が行われ、家屋や道路の破壊、検問所の封鎖や外出禁止令などにより、人々は困難な状況に置かれています。
★パレスチナオリーブ石けん
http://www.fukuneko-ya.org/FT/p-olive.html#soap