お鍋の必需品!
徳島県の木頭地域は、「木頭柚子」というブランドで知られるほどの柚子の産地です。この地は、海抜300メートル以上に位置し、寒暖の差が激しく、降雨量の多い気候風土と共に、石灰質の土壌により、他の地域よりも酸味と香りが強く品質の良い柚子が採れることで、過去に朝日農業賞を受賞した実績があります。そんな木頭柚子の中でも、契約農家により農薬を使用することなく、有機質の完熟堆肥で栽培したものだけを使用しているので、雑味がなく、香りも豊かです。
● 手しぼりへのこだわり
一般的に機械で搾られる柚子の場合、搾汁率が二割以上に対し、手しぼりは一割程度と少なく、500mlの柚子しぼりを作るのに、約50~60玉の柚子が必要となります。また、一つずつ丁寧に手しぼりする作業は手間がかかり、機械で搾る場合の数十倍の時間がかかります。しかし、それだけの愛情と手間をかけた柚子果汁だけに、果皮のえぐみが混じることなく、まろやかで香り高いその風味は、機械しぼりとは比べものになりません。また果皮から抽出される油分や水分や苦み成分も少なく、レモン果汁やお酢のように、様々な料理に使えるほか、紅茶やカクテルなどの飲料にも、さわやかな柚子の香りと酸味をお楽しみいただけます。木頭では、各家庭で柚子を手しぼりし、保存して、一年中料理に使います。
● 料理人が評価する「木頭柚子しぼり」の味と香り
栽培方法から手しぼりにこだわった「木頭柚子しぼり」は、その搾りたての風味を損なわないよう瓶詰め充填し、紫外線や温度変化を抑えるために一本一本袋詰めを行っています。そんな品質にこだわった「木頭柚子しぼり」は、一般のご家庭だけでなく、レストランや料亭などの料理人からも高い評価を受けており、その味と香りは和食を問わず、フレンチやイタリアンなど幅広くお使いいただけます。